【第2回】 コロナ後遺症と関係がある?「慢性炎症」ってなに?
前回は、
「5類になった今も、コロナ後遺症のご相談はある」
というお話をしました。
今回は、その背景として最近よく耳にする
「慢性炎症(まんせいえんしょう)」
という考え方について、できるだけわかりやすくお話しします。
炎症は、もともと体を守る反応です
「炎症」と聞くと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、
実は炎症は、体を守るために必要な反応です。
ウイルスや細菌が体に入ると、
免疫が働いて熱が出たり、だるくなったりしますよね。
これは、体が一生懸命ウイルスと戦っているサインです。
通常は、ウイルスが排除されると、
この炎症反応も少しずつ落ち着いていきます。
「慢性炎症」とは?
問題になるのは、
感染が治ったあとも、炎症が完全におさまらず、
体の中でくすぶった状態が続いてしまう場合です。
このような状態を「慢性炎症」と呼びます。
慢性炎症が続くと、
・なんとなくだるい
・疲れが取れない
・集中力が続かない
・眠りが浅い
といった症状が出やすくなることがあります。
コロナ後遺症では、
この「炎症が長引いている状態」が関係しているのではないか、
と考えられるようになってきています。
気のせい、ではありません
体調がなかなか戻らないと、
「気のせいかな?」
「年齢のせいかも…」
と思ってしまう方も多いかもしれません。
でも、慢性炎症という考え方を知ると、
体の中で目に見えない変化が起きている可能性があることがわかります。
まだすべてが解明されているわけではありませんが、
国内外で少しずつ研究が進んでいます。
なぜ人によって差が出るの?
同じようにコロナに感染しても、
すぐ元気に戻る方もいれば、
体調が長引く方もいます。
その違いには、
・もともとの体力
・睡眠や食事の状態
・ストレスの有無
・季節(特に冬)
などが関係していると考えられています。
次回は、
どんな人がコロナ後遺症を感じやすいのか
について、もう少し具体的にお話しします。
ひとりで抱え込まないでください
慢性炎症という言葉は少し難しく聞こえますが、
「体が回復途中にある状態」と考えていただいて大丈夫です。
体調が戻らないときは、
無理をせず、必要に応じて医療のサポートを受けることも大切です。
ご相談のご予約は
電話011-596-7777
またはホームページから
次回予告
👉【第3回】コロナ後遺症が出やすい人の特徴とは?

