【第3回】 コロナ後遺症が出やすい人っているの?
前回は、
コロナ後遺症の背景にあると考えられている
「慢性炎症」についてお話ししました。
今回は、
どんな人がコロナ後遺症を感じやすいと言われているのか
についてお伝えします。
※あくまで「傾向」のお話で、
当てはまる=必ず後遺症が出る、という意味ではありません。
後遺症を感じやすいと言われる特徴
現在の研究や臨床経験から、
次のような方は、体調の回復に時間がかかりやすい傾向があると考えられています。
・感染時に高熱や強い倦怠感があった
・もともと疲れやすい、睡眠が浅い
・仕事や家庭でストレスが多い
・食事が不規則、栄養が偏りがち
・感染後、無理をしてすぐ通常生活に戻った
特別な病気がなくても、
「体の回復力が落ちているタイミング」だと、
後遺症を感じやすくなることがあります。
冬の感染は、回復が遅れやすい?
特に冬場の感染では、
・寒さによる血流低下
・日照時間の減少
・ビタミンD不足
・年末年始の生活リズムの乱れ
といった要素が重なり、
体の回復に時間がかかる方も少なくありません。
「風邪は治ったはずなのに、なんとなく元気が出ない」
という状態が続く場合、
体がまだ立て直しの途中なのかもしれません。
女性・働き盛り世代に多い理由
コロナ後遺症の相談は、
30〜50代の女性から多い印象があります。
これは、
・仕事
・家事
・育児
・介護
などを同時に抱え、
自分の体調を後回しにしがちな世代であることも
一因ではないかと考えられています。
「休めば治ると思っていたら、長引いてしまった」
そんな声もよく聞かれます。
大切なのは「早めに立て直す」こと
後遺症を完全に予測することはできませんが、
体調の変化に早めに気づき、
無理をしないことはとても大切です。
「気合で乗り切る」よりも、
「体を回復させる時間をつくる」ことが、
結果的に長引かせないポイントになることもあります。
次回は、
👉 感染した直後にできること
👉 後遺症を減らすために急性期に意識したいポイント
についてお話しします。

