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はじめまして 令樹クリニック Dr.Marikoです

[2025.08.19]

こんにちは。令樹(れいじゅ)クリニック院長のDr. Marikoです。

このブログでは、私たちのクリニックで提供している再生医療や、
日々の診療で感じていること、皆さまに役立つ健康のヒントなどを
少しずつお伝えしていこうと思っています。

「なんとなく不調」は、年齢だけのせいじゃないかもしれません

近年、とてもよく耳にするご相談があります。

  • 検査では異常がないけれど、なんだか疲れやすい

  • 集中力が続かない、気分が沈みがち

  • 肌のハリやツヤが落ちてきた

  • 眠っても疲れが取れず、朝からだるい

  • 昔のように無理がきかなくなった

これらは「年齢のせい」と片づけられがちですが、
実際には体の深い部分の変化=細胞の衰えや慢性炎症が関わっていることも多いのです。

幹細胞培養上清液とは?

そうした「原因がはっきりしないけれど、確かにある不調」に対して、
いま医療の現場で注目されているのが
**幹細胞培養上清液(かんさいぼうばいようじょうせいえき)**という方法です。

これは、ヒトの幹細胞を培養する過程で分泌される
成長因子(グロースファクター)やサイトカインなどの生理活性物質
丁寧に抽出・製剤化したもので、
体内の細胞修復や炎症制御に働きかける可能性があると考えられています。

✅ 医療機関でのみ取り扱いが許可されている治療です
✅ 使用方法は、点滴や注射、または皮膚・頭皮への施術などさまざまです
✅ 使用する幹細胞の種類・安全管理・製造工程などは、クリニックによって異なります

実は、私自身、幹細胞を知ったのは、医者になってだいぶ経ってからでした。

医師として、多くの情報に接する中で、最初は
「ほんとうに効果があるの?」
「安全性は?」
「エビデンスはどこまであるの?」
といった疑問を持っていました。

でも実際に学び、医療者として使ってみて、
変化を実感している患者さんたちの声を聞くようになるにつれ、
「きちんと選べば、これは確かに可能性のある医療だ」と思うようになりました。

とくに、

  • 加齢にともなう不調(疲れやすさ・肌・髪の変化など)

  • 更年期やホルモンバランスの乱れによる不快な症状

  • 慢性の炎症や痛み
    といった状態に悩む方には、ひとつの選択肢になる可能性があります。

まずは、知ることから

このブログでは、今後以下のようなテーマを少しずつ掘り下げていく予定です。

  • 幹細胞培養上清液って、どんな人に向いているの?

  • どんな方法で取り入れるの?

  • 副作用やリスクはある?

  • 他の治療との違いや組み合わせは?

  • 実際に受けた方の声や変化

興味はあるけれど「なんとなく不安」「美容医療はハードルが高い」と感じている方こそ、
どうぞ気軽にのぞいてみてください。

私たち医療者の役目は、無理に押しつけることではなく、
正しい情報をきちんとお伝えし、選ぶサポートをすることだと考えています。

次回以降も、わかりやすく、読みやすくを心がけてお届けしていきますね。

どうぞよろしくお願いいたします。

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