幹細胞って、結局どう違うの?
~臍帯由来と脂肪由来のはなし~
最近、美容や健康の分野で耳にする「幹細胞培養上清液」。
実はこの幹細胞にはいくつか種類があり、その代表が 臍帯(さいたい)由来 と 脂肪由来 です。
「どっちがいいの?」と聞かれることがとても多いので、今日は簡単にまとめてみますね。
臍帯由来ってなに?
赤ちゃんとお母さんをつなぐ「へその緒(臍帯)」から採取された幹細胞を培養して、そのときに分泌された有効成分(成長因子など)を使います。
• 若い細胞からの成分なので活性が高い
• 美容やエイジングケアの目的で選ばれることが多い
• 健康面でも免疫力や回復力のサポートが期待できる
脂肪由来ってなに?
健康な若いドナーの脂肪組織から採取された幹細胞を培養して、有効成分を抽出します。
• 比較的しっかりとした成分が含まれる
• 関節や体の修復、慢性的な不調改善に選ばれることも多い
• ワクチン未接種の健康ドナーから採取しているものもある
じゃあ、どちらがいいの?
正直なところ、明確な優劣はありません。
臍帯由来は“より若い細胞”の力を感じたい方に、脂肪由来は“健康で安定したドナー”由来の安心感を重視する方に向いています。
実際の効果や体感は、人それぞれ。
症状や目的、ご予算に合わせて一緒に選ぶのがおすすめです。
まとめ
どちらの幹細胞も、美容だけでなく体の内側から元気をサポートする力があります。
迷ってしまうときは、まずはご相談ください。あなたの体や目的に合わせた最適な方法をご提案します。