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究極の善玉腸内細菌 アッカーマンシア菌

[2025.09.04]

腸内環境と健康の深い関係

近年、研究の進歩によって「腸内環境(腸内フローラ)」が全身の健康に大きな影響を与えていることが明らかになってきました。
腸内には 100兆個以上の腸内細菌 が存在し、免疫力、エネルギー代謝、炎症コントロールなどに関わっています。

腸内環境が乱れると、肥満や糖尿病などの生活習慣病だけでなく、免疫や炎症に関係する病気のリスクも高まることが報告されています。そのため「腸活」によって腸内環境を整えることは、健康維持に欠かせない習慣といえるでしょう。

注目の善玉菌「アッカーマンシア菌」とは?

腸内細菌の中でも、近年特に注目されているのが アッカーマンシア・ムシニフィラ(アッカーマンシア菌) です。
この菌は腸の粘液(ムチン)を増やす働きがあり、腸のバリア機能を高めることで以下のような効果が期待されています。

  • 太りにくい体づくり(肥満予防)

  • 血糖値の安定(糖尿病予防)

  • 炎症を抑える作用

実験では、アッカーマンシア菌を増やすことで体脂肪の減少や血糖コントロールの改善が確認されています。まさに「次世代の善玉菌」といえる存在です。

食生活とアッカーマンシア菌の関係

アッカーマンシア菌を増やすには 食物繊維を多く含む食事 が重要です。
一方で、欧米型の食生活のように食物繊維が不足すると、腸のバリア機能が弱まり、この菌も減ってしまいます。

さらに、研究では「魚油をとったグループは菌が増え、ラードをとったグループでは菌が減少し炎症が増える」といった結果も報告されています。
つまり、食物繊維と良質な脂質を意識した食事 が、腸内環境改善と腸活には欠かせません。

薬や人工甘味料との関係

アッカーマンシア菌は、薬や食品添加物の影響も受けます。

  • 抗生物質の使用 → 菌が減少し、肥満リスク上昇の可能性

  • 人工甘味料の長期使用 → 菌の減少と肥満との関連が示唆

  • 糖尿病治療薬「メトホルミン」 → アッカーマンシア菌を増やし、血糖降下作用をサポート

腸内環境改善をサポートするために

アッカーマンシア菌は、肥満や糖尿病の予防、腸内炎症の抑制など、健康維持に大切な働きを持つことがわかってきました。

「腸活を始めたい」「腸内環境を改善して体調を整えたい」「血糖値やコレステロールが気になる」という方は、腸内環境が関係しているかもしれません。

当クリニックでは、腸内環境や生活習慣改善に関するご相談も承っております。
気になる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

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